輪転機とは?
今回は、折込チラシ印刷に欠かせない「輪転機」をご紹介します。
輪転機とは、湾曲させた版を回転する円筒に取り付けた印刷機のことです。
読み込んだ原稿からマスターと呼ばれるフィルムのようなものに微細な穴を空け版を作成し、その版にインクをのせ、圧着させることで原稿を複製し、高速で大量印刷ができます。
輪転機は版を作ってしまえばそこに紙を通すだけの単純な仕組みなので、印刷スピードが非常に速くなります。
輪転機の種類によって差はありますが、1分間に100枚以上も印刷することが可能です。
1つの原稿を大量に印刷する場合、印刷枚数が増えるほど単価は安くなります。(用紙代は除く)
逆に1枚しか印刷しなかった場合は割高となってしまいます。
毎分100枚以上の高速印刷が可能で、同一原稿印刷で大量に印刷した場合、1枚当たりの単価が非常に安く済みます。
そのため、不動産のチラシや自治会の案内、学校や塾などのプリントなど大量に配布する印刷物の作成に適しています。
輪転印刷の長所
・1つの原稿を大量に印刷する場合、単価が安い ※用紙代は除く
・高速印刷が可能
・耐久性が高い
輪転印刷の短所
・広い設置場所が必要
・音が大きい
弊社が使用している輪転機は、専用の建物内に設置された大型のもので、連続したロール紙から巻き出すことで印刷を行います。
また、両面フルカラー印刷に対応しています。
上の画像が、その輪転機です。
大量高速印刷に適しており、フリーペーパーやチラシなど、大量部数を発行する印刷物に使用します。
さらに断裁などの加工が入り、出来上がった商品をパレットなどを使用して輸送します。
輸送についてはまた別の記事でご紹介します。